会員専用ページ トップページ
 
ペットの基礎知識
 
 ちいさななかまのへや
 

ちいさなペットたちを日本小動物獣医師会ではエキゾチックアニマルと呼んでいます。
代表的なエキゾチックアニマルとしてはハムスター、フェレット、ウサギ、リス、モルモット、モモンガ、アライグマ、リスザルなどが挙げられます。また、鳥類として文鳥、カナリア、セキセイインコ、ハト、爬虫類としてはカメ、トカゲ、ヘビ、ワニそのほかに魚類として金魚や鯉の他熱帯魚などが挙げられます。
これらの小さなペットを飼うときに共通して言えることは、それぞれの動物の本来の生活環境を知り、それにより近い飼育環境を作ってあげることが必要です。そして清潔を保つということです。しかし、それはアルコールで消毒するということではありません。動物によっては、自分のフンを食べることで栄養を補っているものもいます。このようなことを汚いと考えるのは人間だけということもできます。飼育されている動物はどうしても狭い範囲が生活圏となっていまいますので、自然の浄化力にたよることができません。そこで、必要なのはこまめな掃除ということができます。
また、小さな動物たちは臆病なことが多いので、急につかんだり、乱暴に扱うことはやめましょう。触ろうとして手を頭のほうから急に近づけると襲われたと勘違いしておびえることもあります。人に慣れた動物なら手の平を上に向けてあごの下を触るようにそっと近づけると、安心して触らせてくれます。

このページではちいさなペットたちの飼い方を順次ご紹介して拡充していきます。

クリックするとそれぞれのペットにジャンプします
>>ハムスター
>>フェレット
>>ウサギ
>>リス
>>モルモット

 
 ハムスター
 

種類
■ゴールデンハムスター(シリアン・ハムスター)
ゴールデンハムスターはシリア、レバノン、イスラエルが原産地です。草原のような半乾燥地帯の地中に穴を掘って生活をしています。体重は100g〜150g程度で、メスはオスより大きいのが特徴です。性格が温和でおとなしく、人によくなつきます。 ただ、単独生活を好む種類のため、ハムスター同士の協調性はなく複数飼いはほとんど不可能です。交尾時の雄雌以外は1つのケージに入れてはいけません。足の裏に毛がなく、左右の脇腹に黒っぽい臭腺があります。
■ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスター
ドワーフ(小人)系と言われる小型のハムスターです。彼らはロシア、モンゴル、中国が原産地です。草原のような半乾燥地帯の地中に穴を掘って生活をしています。体重は40g前後で、オスの方が大きいのが特徴です。性格が温和でおとなしく、人によくなつきます。 野生では家族単位で生活をしている種類のため、オス同士、メス同士、つがいのいずれでも仲良く生活し、かえって単独飼育のほうが寿命が短いとも言われています。足の裏やしっぽに毛が生えていて、おなかの中央に黒っぽい臭腺があります。
■チャイニーズハムスター
名前のとおり、原産地は中国です。他のハムスターと同じように草原のような半乾燥地帯の地中に穴を掘って生活をしています。他のハムスターに比べてしっぽが長く、2倍以上の長さがあります。体重はジャンガリアンハムスターと同じくらいですが、体形がほっそりしておりネズミに近い顔つきです。人によくなれ、性格は一般的に温和でおとなしい種類です。においも少なく飼いやすい種類です。

温度管理
ゴールデンハムスターはイランからブルガリア、ルーマニアという緯度の低い地域に生息しているので暑さに強いと思われがちですが、夜行性で暑い日中は涼しい地下の巣穴で過ごすので思いのほか暑さには弱い動物です。小型種(ドワーフ系)緯度の高いロシアやモンゴルに生息しているので、暑さに弱く寒さに強いのですが寒すぎると冬眠に陥るので、寒さを防がなくてはいけません。冬の寒さはもちろん、夏のクーラーでも疑似冬眠に陥ることがあります。そうなると餌を食べなくなったり、動かなくなり、弱ったり死亡することがあります。ハムスターは種類を問わず好む環境は18〜21℃といわれます。

ハムスターの特徴
ハムスター類は草食中心の雑食です。そのために、盲腸の中に多数の細菌が生きていて(常在細菌叢といいます)これが消化に大きな役割を果たしています。ウサギと異なり日に何度(20回程度)もこの行動がみられます。ハムスター上半身を折り曲げて肛門に口をつけて直接これを食べます。この盲腸便には大量のビタミンB群と良質なたんぱく質が含まれていて、ハムスターの栄養源の大切な部分を占めています。ハムスターはこの盲腸便栄養のメカニズムによって、カロリー源として利用しにくい草から成長エネルギーや活動エネルギーを得ているのです。

生活サイクル
ハムスターは基本的に夜行性です。 従って、夜間に多く食べて、夜間に多く排泄します。夜行性であることから暗いところでも不自由なく活動できる視力を持っています。

寿命
生後約6週間で成熟して、ゴールデンハムスターの場合3歳くらいまで生きると言われています。小型種では2年程度で命を落とすものが多いようです。長寿の個体ではゴールデンハムスターで4年以上、小型種で3年以上生きることがあります。

飼育ケージ
外傷の危険がないことと湿気がこもらないことが大切です。金網製のケージは四肢をはさんで骨折したり、天井から落下して脊椎を痛めたり、金網を噛んで切歯を痛めたりという外傷の危険があります。一方、プラスチックの水槽式のケージは外傷の危険は少ないのですが湿気がこもりやすい欠点があります。 これを防ぐには、こまめに床を掃除して尿を片づけ、飲料器の水漏れがないよう、水の容器をひっくり返さないように配慮することが必要です。 ハムスター類は地面に穴を掘って住む動物です(穴居性といいます)。巣箱や巣材を与えると、体がすっぽりと入る巣を上手に作ります。敷料としてウッドチップ、紙、わら、切り草などを与えてみてください。 回し車は運動のために与えたいものですが、足がはさまったりしないように注意して選んでください。

ハムスターと遊ぶ
・走りまわる お腹が空いたとき、怖いとき、遊びたいとき、とにかく走りまわります
・お腹をつけて伸びている 暑いのでお腹を冷やしています
・丸くなっておとなしくしている 幸せをかみしめています
・立ち上がって周りを見回している 警戒中です、そっとしておいてあげてください
・爪を立てたりケージを噛む 怒ったり、恐怖心を感じています
・ぶるぶる震えている 
怖くて恐怖で震えています
・キーキー鳴く 普段ハムスターは鳴きません、怖くてたまりません
・メスが尻尾をあげて腰を持ち上げている 交尾の準備ができました(オスはいつでもOK)

フード
ハムスターは食物をほお袋に入れて運んで貯蔵する性質があります。フードを与えるとケージの隅や巣箱の中にまとめて蓄えます。 ハムスター用のペレットを中心に与えて、小型種では小鳥用の混合餌を混ぜても結構です。 副食としてひまわりの種、ナッツ類、野菜や果物、牧草、野草などの植物質、そして肉、魚、チーズ、卵、粉ミルクなどの動物質を与えることもできますが、いずれも少量ずつ与えなくてはいけません。 甘い菓子類はカロリーが高く、栄養バランスを崩すので与えてはいけません。粘着性の高い菓子類はほお袋を詰まらせる原因となりますので与えないでください。

フェレット
 

フェレット種類
フェレットはイタチの仲間ヨーロッパケナガイタチから作られたという説が有力です。その他にも北アフリカのケナガイタチのアルビノ(白化型)、アジアのステップケナガイタチから作られたという説もあります。 フェレットはあくまでも畜養種であるため、野生のフェレットは存在しません。3,000〜5,000年前にエジプトで、ウサギやネズミをとらえるために家畜化されたといわれています。紀元前の昔から、人との長いかかわりをもった動物であることいえます。家畜としての用途はウサギ狩り、ヘビ退治、ネズミ駆除などでさまざまに利用されていました。

温度管理
好む環境は15〜21℃といわれます。4〜28℃の範囲であれば十分に対応できますが、30℃を超えると体調の悪化を見ることがあります。

フェレットの特徴
フェレットの毛(被毛)は季節的に、その長さ、太さ、色が変化することがあります。現在ペットとして飼育されるフェレットは、生後30日前後で避妊・去勢および肛門腺の切除処理が施されています。そのため体臭の発生や望まない繁殖の問題はおこりにくくなっています。 また、フェレットは犬ジステンパーウイルスとフィラリアに対して非常に感受性の高い動物です。いずれも犬と同じようにワクチンや予防薬で感染を防ぐことができますので、詳しくは獣医さんに相談してください。

生活サイクル
フェレットは基本的に夜行性です。しかし、飼い主さんの生活リズムに合わせて生活する傾向がみられます。人によくなつき遊び好きで好奇心が旺盛なのでペットとして高い人気を誇っています。フェレットは狭くて暗い場所へ潜り込むことが大好きなので、玄関や窓から外に出て迷子になってしまうことがありますから注意しましょう。

寿命
生後約8〜12か月で成熟します。交尾は激しく長時間(1〜3時間)かかり、平均8頭の子供を産みます。一般的に7歳くらいまで生きると言われていますが、長寿の個体では8〜11歳に達することがあります。

飼育ケージ
フェレット用のケージは大小いろいろと市販されていますから、居住性や掃除のしやすさ、置き場所などから最適なものを選択してください。水は、給水ボトルでも食器で与えても結構です。 寝床としてハンモックを与えると好んで使います。また毛布やタオルの下にもぐって寝るのも好きです。 トイレも用意していつも清潔にしてあげてください。

フェレットと遊ぶ
・フェレットは声や臭いで飼い主を覚えています。慣れると名前を呼べば来るようになります
・急な動作を避けましょう、急に動くものにかみつくことがあります
・波打つようにはねる うれしい時からだを波打つように動かします
・ギャロップ とてもうれしい時、はしゃいでいるときです
・立ち上がって前足で飼い主をさわろうとする あまえて、遊んでほしい時です
・体を丸めて、顔をうずめているとき  幸せをかみしめています
・しっぽをのばして震わせる 怒ったり、恐怖心を感じています
・後ずさって逃げようとする 怖くて逃げようとしています
・クックッと鳴く 退屈しているとき、ゆっくりとした鳴き声
・クククククと鳴く 興奮しているとき、間隔が短くなると興奮が高まっている
・シュー と鳴く 相手を威嚇しているとき

フード
フェレットは肉食性に近い雑食です。大量のたんぱく質と脂肪、そして少量の炭水化物と繊維を含んだ消化の良いフードを与えるとよい栄養状態を保つことができます。胴長で体が細く短毛で非常に活動性の高い動物であるためエネルギー要求量は同じ肉食の猫に比べてかなり高いといえます。そのために、フェレットフードを与えて飼育するのが最もよい方法です。キャットフードで代用することもできますがフェレットフードを与えるのが無難でしょう。フードの量によっては肥満になりやすい傾向がみられますので、肥満度をチェックして適切なフードの量とするよう心がけるける必要があります。

ウサギ
 

種類
ウサギは交配が簡単なので非常に多くの品種が作られています。そのために、品種の数はいくつあるのかは完全に把握できていません。完全に固定化された種類は50種とも100種とも言われています。今、日本で飼育されている愛玩ウサギの多くは、地下生活を営むアナウサギ科で、純粋種として飼われているものはネザーランドワーフ、ダッチ、レックス、ロップ(たれ耳)、アンゴラ(長毛)などがあります。学校などでよく飼われてるのは日本白色種という品種で、これはニュージーランドホワイトをベースとして作られたものです。しかし、現在は日本白色種は少なくなり、小型種が圧倒的に多くなっています。

温度管理
ウサギの好む環境は18〜23℃といわれます。4℃以下になるような環境では、潜り込んで寒さをしのげる場所を用意してあげます。また、28℃以上の暑さも避けなくてはいけません。ウサギは比較的温度に対して適応力はあるのですが、急激な温度変化には弱いので部屋から部屋への移動や季節の変わり目などは注意が必要です。

ウサギの特徴
ウサギは完全な草食です。そのために、盲腸の中に多数の細菌が生きていて(常在細菌叢といいます)これが消化に大きな役割を果たしています。盲腸では硬くて丸い便と柔らかくまとまった便の2種類を作っています。盲腸便は24時間おきのリズムで排泄されて、ウサギは肛門に口をつけて直接これを食べます。この盲腸便には大量のビタミンB群と良質なたんぱく質が含まれていて、ウサギの栄養源の大切な部分を占めています。ウサギはこの盲腸便栄養のメカニズムによって、カロリー源として利用しにくい草から成長エネルギーや活動エネルギーを得ているのです。

生活サイクル
ウサギは元来夜行性で、薄暗い時間帯にもある程度活動する動物です。
従って、夜間に多く食べて、夜間に多く排泄します。夜行性であることから暗いところでも不自由なく活動できる視力を持っています。

寿命
生後3〜6か月で成熟して、7歳くらいまで生きると言われています。家庭で管理が良ければ10年くらいは生かしてあげたいものです。まれに15歳くらいのウサギが動物病院に連れてこられることもあります。

飼育ケージ
糞尿の始末がしやすいこと(ウサギはトイレのしつけができるので室内飼いもできます) 足の裏に潰瘍を作ることがあるのでケージの床は金網は避けます。金網のケージを使うときは一部に板を敷いてあげます。
食器はひっくり返らないものを使い、水は給水ボトルのほうが床をぬらさなくていいでしょう。
屋外飼育の場合は犬や猫に襲われないように注意が必要です。
フェンス内に放して飼うときは土を掘って外に逃げられないようにする工夫が必要です。そのためには、床面をコンクリートで覆い、その上に土を張るようにします。
また、 ウサギは湿気と隙間風に弱いので注意が必要です。
1頭あたりのケージの面積は小型種(2.5Kg以下)で60×70cm、中型種80×70cm位を目安とします。
飼育に当たって、ウサギは多産系のためにオスとメスを分けて飼育するか、2歳以上になったら手術をして繁殖制限をするといいでしょう。
ケージの置き場はストーブやエアコンのそばを避けます。

ウサギと遊ぶ

・鼻でつっつきに来る 遊んでほしくて甘えています。一緒に遊んであげましょう
・なんでもかじるとき 注目してほしい時、注意を引こうとしているときです
・遠くを見るように立ち上がっている 警戒中です、驚かさないようにします
・耳だけ動かしている 警戒中です
・体に沿わせて耳を倒す 何かにおびえています、驚かさないようにします
・立ち上がってこちらを見る お腹が空いた
・後ろ足を投げ出しておなかを見せている 暑いので体を冷やしている
・腹ばいになって前足、後ろ足を投げ出している 安心してなごんでいる
・背中を向けてしまう 嫌いなものを拒否している
・しっぽの裏の白いところを見せる 危険を察知したとき

・後足で床をとんとん叩いている 発情しました(オス・メスともに)
・キキッキキッと鳴く ウサギは普段鳴きませんが、パニックに陥るとと鳴き声をあげます

フード
一般的なウサギではウサギ用のペレットと乾草を重量で同量程度を与えます。給餌量はペレットに書かれている説明をよく読んでください。ウサギはあまり高カロリーなフードを与えると肥満になるので注意が必要です。その場合は食餌制限をしますがペレットを減らした場合でも乾草は制限しないで与えてもかまいません。

リス
 

シマリス種類
ペットとして飼われているリスのほとんどはシマリスです。また、全体が茶色のタイワンリスも飼われています。
また、プレーリードッグやモモンガ、ムササビもリスの仲間です。

温度管理
リスが好む環境は18〜28℃といわれます。高温多湿には弱く、熱射病や日射病にならないように注意が必要です。低温、短日下では冬眠するので、充分な巣材と食物の蓄えを用意してあげる必要があります。屋内で飼っていれば、冬眠に入ることはほとんどないので、温度を保って冬眠しないように飼う方がよいでしょう。冬眠させない方が冬眠させるより長生きする傾向がみられます。

リスの特徴
リスはふさふさとしたしっぽが特徴で愛らしい動物です。このしっぽでバランスを取って活発に動き回りますが、このしっぽが抜けてしまうことがよくありますので乱暴に扱ったり事故の無いように注意してあげます。また咬筋といわれる筋肉が発達しているのでかまれると非常に痛いので注意が必要です。海外の観光地などにいる野生のリスは狂犬病に感染していることもありますので注意してください。
小さい時から慣らしたものは手にも乗ってくれますが、人に慣れていないリスには噛まれないように注意してください。発情期を迎えるとリスは気が荒くなったり、これまでと違った行動をとるようになります。シマリスは冬眠をしなければ12月ごろに、冬眠すれば3〜4月ころに発情に入ります。この時期には飼い主がかまれることが多いので注意が必要です。

生活サイクル
リスは基本的に昼行性です。
シマリスは主に地上で暮らしていますが、木登りも巧みです。

寿命
リスの寿命は非常に個体差があります。リスは早く死んでしまうものは2年程度で命を落とすものもいます。しかし、2年以上生きたら、4〜6歳くらいまで生きると言われています。中には10年近く生きることがあります。

飼育ケージ
シマリスは半地上生活、タイワンリスは樹上生活をするリスです。ケージは十分に運動のできるよう、なるべく高さのあるものが良いでしょう。リスはしつこくかじることが多いので、ケージの網は丈夫なもので有る必要があります。
巣箱は1頭に1個を必ず用意して、敷料も十分に与えます。食器もよくひっくり返すので重い素材のものもしくは壁掛け式が良いでしょう。飲水器を選ぶ場合はノズルがかじられても変形しないものを選びます。
その他、登り木や回し車も用意してあげましょう。
回し車は運動のために与えたいものですが、足がはさまったりしないように注意して選んでください。

リスと遊ぶ
・突然かむ 恐怖心から突然かむことがあります(びっくりさせないようにして下さい)
・ケージの中を走り回るとき 外に出して遊ばせてほしい時
・しっぽをゆっくり振っている  遊んでほしい時
・しっぽを小刻みに振っている お腹が空いた時
・しっぽを大きく振っている   注目してほしい時
・しっぽを立てている       怒っている時
・しっぽを延ばして後ろ足を投げ出しておなかをつけている 暑いので体を冷やしている
・体を丸めてしっぽに顔を埋めている 安心してなごんでいる
・キュンキュン鳴く 緊張しているとき、警戒しているとき
・キョッキョッと鳴く 発情期や自分の存在を主張しているときに金属音を発します

フード
リスは草食に近い雑食ですが、ハムスターより動物性タンパク質は多めに必要となります。リス用のペレットフードを中心に、果物、野菜類、種子類、動物性タンパク質(ゆで卵、ミルワームなど)を与えます。種子類はなるべく脂肪の少ないものがよく(小麦、麻の実など)ひまわりやクルミなどの脂肪の多いものは控えめにします。
リスは食物を食糧貯蔵庫に運ぶ習性があります。一般的には巣箱を食糧貯蔵庫にします。毎日食糧貯蔵庫をチェックして、生モノなどが入っていないか調べてください。ただ、貯蔵した食糧を毎回全部取り上げると、ほお袋から食べ物を出さない癖が付いてしまうことがありますから、貯めたものを全部取り上げないようにします。

モルモット(テンジクネズミ)
 

モルモット歴史
モルモットは、ペルーテンジクネズミを古代インディオが家畜化したものです。日本ではモルモットと呼びますが、これは江戸時代にオランダ人がリスの仲間のマーモットと混同して名づけたものらしく、そのオランダ人が日本に伝えたので、日本ではこの動物をモルモットと呼ぶようになりました。英語ではギニアの豚(Guinea pig)と呼びますが、これはギアナの豚(Guiana pig)が間違って広まったもののようです。モルモットの原産は南米のギアナだからです。16世紀にインカ帝国が征服されたときにモルモットは初めてヨーロッパに伝えられました。

温度管理
モルモットが好む環境は18〜26℃、理想的には21℃といわれます。低温で床が濡れていると呼吸器の病気になりやすいく、高温では熱射病にならないように注意が必要です。

モルモットの特徴
モルモットは鳴き声でコミュニケーションをとります。 声の意味をよく聞きとってあげてください。また、いろいろなポーズでもコミュニケーションをとります。
飼育上の注意点としては、モルモット・フード中心の飼育では不正咬合といって歯が伸びすぎて、かみ合わせが悪くなることがあります。
また、興奮すると走り回る性質があります。また、元気な個体はケージの中をちらかして汚すことが多いので掃除をこまめにしてあげてください。

生活サイクル
モルモットは基本的に夜行性です。

寿命
生後約8週で成熟して、5歳くらいまで生きると言われています。子は生まれた時から目が開き、生後48時間で固形物を食べるようになります。そして、数日のうちに特定の食物を記憶してしまいます。その偏向性は大人になっても頑固に持続します。

飼育ケージ

モルモットは1頭飼いでも、複数飼いでもよく、敷料にはカンナくずや細かくした紙などを与えます。床はメッシュの方が体が汚れなくよいいのですが、小さなころからメッシュの床に慣れていないと足を踏み外してしまいます。また、足底に皮膚炎を起こすこおtが多いのでフットレストとして板を入れておくといいでしょう。
えさ入れを床に置くと汚したり散らかしたりするので壁掛けにした方がいいでしょう。

モルモットと遊ぶ
・鳴き声でコミュニケーションをとる 上記の「モルモットの特徴」のとおりです
・のどの下をなでると目を細めて気持ちよさそうにします
・後ろ足をのばして寝ている 安心してなごんでいる時です、そっとしておいてあげます
・逃げ回るとき さわられたくないときは逃げ回るので、そっとしておきます
・背中を弓なりにする メスの背中を触ると体を弓なりにそらすときは発情しています
・チュッチュッ、ミューミュー 呼びかけの声
・ギャーギャー、クンクン 嫌悪感を示す声、
・キューキュー、キーキー、キャーキャー 恐怖や痛みの声

フード
モルモットはミネラルの要求量が特異なほか、ビタミンCを作る酵素がないために、人間と同じように食べ物から摂取する必要があります。従って、モルモットを他のペット用のフードで飼ってはいけません。また、食べ物に対して気難しくてフードの種類や食器が変わっただけで食べなくなることがあります。
モルモットフードの他に野菜や果物、干し草などをカップ1/3程度を与えると寿命を延ばすことができるでしょう。
モルモットフードのビタミンCは開封後急速に低下するので製造後3カ月以内に使い切るようにしてください。


 

 

(C) Copyright 2007 by JSAVA. All rights reserved.

btm